【マグロ初競り2024】漁師の取り分はいくら?税引き後が少なすぎる!歴代最高値も
豊洲市場で2024年のマグロの初競りが行われます。
大物のマグロが釣れれば、1匹で数百万円~億!の値もつくマグロ漁ですが、釣れなければゼロというリクスもあります。
今回はマグロ漁師の気になる取り分について調べてみました。
【豊洲マグロ初競り2024】マグロの初競り落札額はいくら?
高値で落札されるマグロ。
ちなみに2024年の落札額に関してはコチラ。
1億1424万円(238kg)
つまり、1キロあたり48万円という額面で取引されたわけです。
- →2010年からの歴代の落札額を確認する
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年 落札額 重量 2024年 1億1424万円 238㎏ 2023年 3604万円 212kg 2022年 1688万円 211kg 2021年 2084万円 208kg 2020年 1億9320万円 276kg 2019年 3億3360万円 278kg 2018年 3645万円 405kg 2017年 7420万円 212kg 2016年 1400万円 200kg 2015年 435万円 180kg 2014年 736万円 230kg 2013年 1億5540万円 222kg 2012年 5649万円 269kg 2011年 3249万円 342kg 2010年 1628万円 233kg
2012年からは近年の初競りの風物詩ともなっている「すしざんんまい」を運営する”喜代村”が参入。
2019年には過去最高値の3億3,360万円という高額になり、話題になりました。
【マグロ初競り】歴代のマグロ漁師と落札者は誰?
2024年の最高値のマグロ漁師は、菊池正義さん。
落札者は、4年連続で”やま幸”
”やま幸”の山口幸隆社長は「重さと鮮度が競り落とす決め手となった」と話しています。
- →これまでの一番マグロの漁師&落札者を確認する
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年 一番マグロ漁師 落札者 2024年 菊池正義さん やま幸(水産仲卸) 2023年 竹内正弘さん やま幸(水産仲卸) 2022年 菊池一夫さん やま幸(水産仲卸) 2021年 田中稔さん やま幸(水産仲卸) 2020年 山本昌彦さん 喜代村(すしざんまい)木村清社長 2019年 藤枝亮一さん 喜代村(すしざんまい)木村清社長 2018年 竹内正弘さん 銀座おのでら(小野寺裕司社長) 2017年 竹内正弘さん 喜代村(すしざんまい木村清社長) 2016年 竹内正弘さん 喜代村(すしざんまい木村清社長) 2015年 田中稔さん 喜代村(すしざんまい木村清社長) 2014年 ー 喜代村(すしざんまい木村清社長) 2013年 竹内大輔さん 喜代村(すしざんまい木村清社長)
【豊洲マグロ初競り】税引き後の取り分が少なすぎる!
これだけ高値の初競りマグロを釣り上げたマグロ漁師の取り分ですが、いくらなのでしょうか。
朝日新聞には落札額の8割ほどが手元に入ると報じられました。
漁協側の取り分や箱代、運送費など出荷コストを差し引いた分が、漁師の取り分となります。大間漁協の関係者によると、ざっと8割台後半が漁師の取り分になるそうです。
ただ、もちろん税金がかかるため、6割ほどが収入となるそうです。
かなりの大金になりますが、初競りで最高値を記録した経験がある漁師の一人は「税金でだいぶ持っていかれる」と言います。経営規模などにもよりますが、税金を払い、最終的に手元に残るのは落札額の6、7割くらいになるようです。
2024年の一番マグロの漁師はいくら残ったのか算出してみた
具体的にいくら漁師の手元に残るのかが気になります。
マグロ漁師の取り分を2024年を例に算出してみます。
2024年の落札価格を1億1400万円として計算したものがコチラ。
- 管轄の漁連 1.5%
- 水揚げした漁港 4%
- 荷受け業者 5%
まとめると約10%が引かれます。
10%引くと、1億1400万から1100万円引かれて1億円が取り分になるね。
そこから所得税の最高税率の45%が引かれるから、手取りが約5500万円となって、ここから住民税が10%程度引かれ、最終は5000万円くらいが手元に残る感じだよ。
ただ、これは初競りが落札された場合という特殊パターンです。
通常は、200kgマグロの相場価格は400万円です。
命がけのマグロ漁!割に合うお値段なのかと言われると、難しいところです。
「銀座おのでら」でのマグロの提供価格は?
初競りでよくマグロを落札している「銀座おのでら」ですが、おのでらの儲けはあるのでしょうか。
「銀座おのでら」のメニュー(2023年)では1皿あたり、こちらの価格で提供されています。
赤身とトロ各1貫ずつ計2貫ひと皿1040円(税込み)
この値段では、完売しても元が全然とれそうもありませんね。
じゃあ、「銀座おのでら」は赤字で損しているっていうこと??
- テレビに取り上げられる
- ネットニュースの記事になる
- ブログ記事などに取り上げられる
- SNSなどで拡散される
テレビCM15秒あたりの広告料が50万と言われているから、これだけメディアに取り上げられれば広告費としては格安ってことだね!
まとめ
今回は、豊洲市場初競りのマグロ漁師の気になる取り分について調べてみました。
大物のマグロが釣れれば、1匹で数百万円~億!の値もつくマグロ漁ですが、釣れなければゼロというリクスもあります。